楽天ITスクール①~マシュマロタワー 上から釣るか下から上げるか~
8月9日から「楽天ITスクール・ネクスト」がキセキノで行われています。
これは楽天株式会社の社員様たちと地域課題をITを用いて解決できないかを考える学習プログラムです。こちらは全国10か所で同時開催しており、北海道では夕張高校が参加しています。
テーマは「2030年の幸せ」
夕張高校生たちが「あって欲しい未来」と「そのために必要なもの、足りないもの」を考え、意見を出し合っています。
「高齢者が住みやすい町」
「趣味や生きがいが持てる町」
そんな未来の夕張を目指すために何が必要なのか。市役所の職員の方々や、地域おこし協力隊の方々から現状を教えていただき、頭を悩ませています。
二日目からはITを用いてどんな取り組みができるのかについても話し合っていく予定です。
さて、大人も取り組んでいる地域課題。
生徒たちが考えるのもなかなか難しいものがあります。
そこで柔軟な発想を養うため、どんな考えでもまずやってみることを目的としてITスクールの始めは「マシュマロタワー」という取り組みが行われました。
ルールは単純。
マシュマロを8分以内にどれだけ高い位置で固定させることができるかです。
使用するものは「マシュマロ1個」「パスタ20本」「テープ1m」「タコ糸1m」の四つのみです。
大人は行動に移すために失敗を回避しようと議論を重ね、取り組む時間が減ってしまいますが、子供たちは「まずやってみよう」というところから始まります。
実際、「これはすぐに折れるだろう」と思ったパスタが意外にも耐久性に優れており、大人たちが思いもよらない活躍を果たしました。
ちなみに、夕張の2チームは頑張って2m以上の高い位置に置くことに成功し、この日に楽天ITスクールが開催された場所全ての中で1,2位を獲得しました。
ちなみに最高点に到達させたのは彼。
果たしてこれをどう使ったのでしょうか。
建物の環境など条件にも左右されますが、皆さんならばどんな方法で高い場所に固定しますか?
柔軟な発想で夕張を変えていきましょう!
「楽天ITスクール・ネクスト」の開催期間は9~11の3日間。会場は夕張学舎キセキノ。
この企画を通じてどんな案が生まれるのでしょうか。楽しみですね。
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