~中学生の一言~春休みの出来事
先日までキセキノを夕張中学生に無料開放していました。
中には毎日のように通ってくれる生徒もいました。
来ていた子が英語の初歩から躓いているとのことだったので、
急遽、講師の菅原さんが英語の基礎講座を実施。
中学生にもこういった気軽に通える場所が必要なのかもしれませんね。
そんな春休み中に来たいた中学生の子が一言。
学校である生徒が
「将来役に立たないのに、なんで勉強しなきゃならないんだろう?」
というような発言をしたそうです。
それに対する自分の答え。
「確かに役に立たないかもしれないけど、その子もきっとYouTube観たりしてるよね。YouTubeの動画とかも役に立たないのに観てるはずだから、役に立たないからやらないってのは理由にならないよね。」
で、その後自分の言ったことをちょっと考えました。
決してYouTubeを観ることを否定する訳ではありません。
個人的には全く観ませんが、観ている人にとってはきっと楽しいのでしょう。
そうです!この「楽しい」というのがポイントだと思いました。
勉強が楽しかったら、役に立たなくてもみんな喜んでやるはず。
「役に立つ」か「役に立たない」かで線引きをするのは違うのではないかと。
大学入試共通テストでも実生活に即した「役に立つ」内容になっています。
それはそれで良いことなのかもしれませんが、そのことよりも「楽しい」ということを伝えなければならないのではないのか。
一つ思ったのが、「分かると楽しい。」
問題が自力で解けたり、それこそテストで満点を取れば嬉しいでしょうし、楽しくなるでしょう。
ただ、学校にその全てを求めるのはきっと難しいはず。
年間でこなさなければならない指導内容もあれば、通っている生徒たちの理解状況の違いもあり、個別に対応しきれるものでもありません。
だったら、自分たちのようなその他の大人がうまく関わっていくようにしなければなりません。
高校生対象ではありますがキセキノという生徒に近いところにいる自分はもちろんのこと、それだけではなく、各御家庭だったり地域の方々であったり。
「楽しい」と思えることは人それぞれですので、もっと色々と考えることがあるはず。
今回の記事に関しては、自分のなかで答えは出ていませんので、今後も考えていきたいと思いますが、とりあえず、今できることで何か仕掛けていきたいな~とは思います。
長々と失礼いたしました。m(__)m
春休み中の中学生の様子の写真を撮り忘れていたので、今回の内容とは全く関係ありませんが、先日、生徒と菅原さんが語り合っていたところの画像を張り付けておきます。(^_^;
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